11月26日 夕方
自転車に乗っていた父はトラックに跳ね飛ばされました。
最初に行った病院は診察時間終了していて
宿直医は内科医で父が腰が痛いと言ったので腰のレントゲンしか撮らず
「骨折していませんので明日外科を受診してください」と
帰るように言われたそうです。
私は仕事から帰ってくる妹を駅で待ち拾って病院へ。
明らかに顔面蒼白で気持ちが悪い
脇腹が痛いと車椅子にうなだれている父の様子に
これで異常なしとは思えないと妹と先生に訴え
帰ってくだいと言われたけど帰るわけには行きません!と
もっと検査をしてくれと言いました。
仕方なくCT検査をしてくれたのですが
脾臓に切れ込みが見つかり出血をしていると
肝臓も膜が剥がれて傷ついている
肋骨も折れてます
大量の血が腹腔内に溜まっている状態です。
運ばれてきた時は腰が痛いだけだったのでここまで酷いとは・・
と謝罪されました。
でも、救急車で運ばれた時に救急隊の人から
トラックとの接触事故の状況報告を受けているはずなのに
素人の私でも頭は打った?内臓は大丈夫?といろいろ疑ったのに
医師免許持ってる?と疑いたくなる無能さに呆れました。
内科医でも医師として人が車に跳ね飛ばされたら
どうなるだろう?という想像はできるはずだと思うんです。
腰が痛い=単なる骨折しか思い浮かばないなんて
結局、大学病院へ救急車で行くことに。
それからまたCTを新たに撮影して
あの医師が私達に報告したよりもっともっと状態が深刻なものだと知りました
肋骨は6本も折れていたのです
脾臓はちょっと傷がどころかパックリと2つに折れているように切れていました
最初の病院で見せられた画像はCTの輪切りの中の
比較的傷の小さく見える1枚だったようです
幸いなことにパックリ切れた脾臓は動脈のギリギリ手前で切れていて
動脈が無事だったのです。
もし動脈が切れていたら2時間は持たずに死亡していたそうです。
そのまま夜中の1時から動脈にカテーテルで詰め物をして
血流を遮断するカテーテル手術が行われました。
無事な父の顔をみて家についたのが朝の4時。
27日も病院に行き、動脈塞栓した脾臓はそのうち腐って
高熱をだしたりするらしく金曜日に摘出してしまう事になりました。
お腹を15CM15CMのL時型に切るらしいです。
目の前に自転車で走っていた父をノーブレーキで跳ね飛ばした30代男性
ちゃんと前を見ていたのでしょうか?
最初の病院で言われたとおり家に帰っていたら
きっと朝には父は冷たくなっていた事でしょう。
優しい大好きな父が生きていてくれて本当によかったです。

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[ 2019/11/28 08:00 ]
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